バビディーの洗脳:孫悟空 エピソード3: 対立

  前回、ブログの記事として考えた案を、妄想しながらストーリーとして作ってみました。

ドラゴンボールの本編、公式の内容とは全く関係ない話となりますので、ご注意ください。

あくまでIFストーリーとなります。時間があれば漫画へと表現していきたいのですが

現状イラストで精一杯です。



エピソード3: 対立

タイトル: 「仲間との対立」


夜が明け、悟空たちはバビディの拠点を探るため、さらなる冒険を続けていた。バビディの支配から解放された悟空は、自分の行動を思い出し、仲間たちに謝罪した。

「みんな、本当にすまなかった…。バビディの魔法で操られちまって、みんなを傷つけちまった。」悟空は深く頭を下げた。

「悟空、気にするな。お前が悪いわけじゃない。バビディの仕業だ。」ピッコロが慰めるように言った。

「でも、バビディがまだ何か企んでいるかもしれない。俺たちには時間がない。」ベジータが焦燥感を露わにしながら言った。

「そうだ。バビディの計画を完全に阻止するためには、その拠点を見つけて破壊しなければなりません。」悟飯も同意した。

仲間たちは新たな目的地を定め、再び探索を開始した。しかし、バビディの魔法の影響はまだ残っており、悟空の心の中には闇が潜んでいた。その闇が次第に彼を蝕み始める。

探索を続ける中で、悟空は突然苦痛に顔を歪めた。「うっ…何かがおかしい…」

「悟空、大丈夫か?」クリリンが心配そうに駆け寄ったが、悟空はその手を振り払った。

「近づくな…!オラ・・・俺の中に何かが…まだ残っている…」悟空は必死に自分を制御しようとするが、次第にバビディの残留魔法が再び彼を支配し始めた。

「悟空、しっかりしろ!」ベジータが叫び、悟空に近づこうとするが、悟空の力が再び暴走し始めた。

「だめだ…!みんな、離れてくれ…!」悟空の叫びと共に、彼の体から強大なエネルギーが放出され、周囲の木々が吹き飛んだ。

「お父さん…!」悟飯が必死に叫ぶが、悟空の意識は再び闇に飲み込まれてしまった。

「これ以上は危険だ。悟空を止めなければならない。」ピッコロが冷静に判断し、仲間たちに指示を出した。

「悟空、目を覚ませ!」ベジータが全力で悟空に立ち向かい、拳を交え始めた。激しい戦闘が繰り広げられる中、ベジータは悟空の中に残るわずかな意識を信じて戦い続けた。

「カカロット、負けるな!お前はこんなところで終わる男じゃない!」ベジータの叫びが響き渡る中、悟空は必死に闇と戦い続けた。

「ベジータ…みんな…オラは…」悟空の声が微かに聞こえた瞬間、彼の目に一瞬だけ元の輝きが戻った。

「今だ、悟飯!お前の力で悟空を呼び戻すんだ!」ピッコロが叫び、悟飯に指示を出した。

悟飯は父の名を叫びながら、全力で悟空に向かって飛びかかった。「お父さん、戻ってきてください!!」

その瞬間、悟飯の手が悟空の胸に触れ、温かい光が放たれた。悟空の体が震え、彼の中に潜む闇が徐々に消え去っていった。

「悟飯…みんなありがとう。お前たちのおかげで戻ってこれた。」悟空は息を切らしながらも、笑顔を見せた。

「お父さん、お帰りなさい…!」悟飯は涙を流しながら、悟空を抱きしめた。

「まだ終わっていない。バビディを完全に倒すまで、俺たちの戦いは続く。」ピッコロが冷静に言った。

「そうだ。オラたちは一緒だ。必ずバビディを倒して、平和を取り戻そう。」悟空が力強く宣言し、仲間たちもそれに応じて頷いた。

仲間たちは再び一つにまとまり、バビディの拠点を目指して進み続けた。新たな試練が待ち受けていることを知りながらも、彼らの絆は一層強固なものとなった。

続く…

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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